「自宅でできる副業でデータ入力が簡単そうだからやってみたい」
「自分には何のスキルもないのでデータ入力ならできるかも」
と思い、データ入力に興味がある方も多いのではないでしょうか。
確かにデータ入力はタイピングさえできれば誰でもできる在宅ワークです。
リスクも少なく、簡単なため、副業の第一歩としては始めやすいでしょう。
しかし、安易に始めてしまうと「こんなに時間を費やしたのに収入はこれだけ…?」と疲弊してしまう可能性があります。
まずはデータ入力はどのような仕事内容でどれくらい稼げるのかを知り、その上であなたにとってデータ入力は副業として最適なのかを検討することをおすすめします。
そして最後に、データ入力よりも収入を得られる副業でできる在宅ワークをご紹介します。
データ入力はなにをやる?
データ入力は、顧客情報やアンケートなど手書きのデータををエクセルや管理ツールに入力したりすることが主な業務です。
特別な知識も不要で、WordやExcelが理解できていれば、未経験でも始められる仕事です。
データ入力の収入はどれくらい?
副業でのデータ入力は多くの場合、業務委託となり、1回の仕事につきいくら、という形が多いです。
量をこなせばこなすだけ収入が積みあがりますが、単価は低めになっていることがほとんどなので、量をこなしても時給に換算するとコンビニバイトより低い、ということもザラです。
例えば、こちらのクラウドソーシングで募集されていたデータ入力の報酬は以下です。

1件入力するごとに40円で、1時間で15件入力できるとのことですが、40円×15件=600年。
つまり時給に換算すると600円ほどで、コンビニのアルバイトより低いです。
この案件で、データ入力で月3万円稼ぐとなると、50時間必要になります。
30,000円=600円/時×50時間
ですので、収入は気にせず、すきま時間を活用することが最優先という方なら、データ入力はぴったりかもしれません。
しかし、副収入として考えるのであれば、データ入力はあまりおすすめしません。
データ入力に必要なスキルは?
データ入力に必要なスキルはタイピング入力だけですが、ブラインドタッチができて、タイピンすスピードが速いほうが断然いいです。
タイピングが早ければその分仕事が早く終わるので、その分量もこなせます。
さらに正確性も求められるのでつねにしっかり性格に入力できることが重要です。
またコツコツとデータを入力していくだけなので、忍耐力と集中力も必要になってきます。
データ入力よりも稼ぐには
データ入力よりももっと大きく稼ぎたい!と思うなら、プラスアルファのスキルを持っているとライバルと差をつけることです。
具体的には資料作成や請求書作成などのアシスタント業務ができるスキルです。
近年、オンライン事務代行という業務の需要が高まっていて、正社員を雇わずに業務委託する企業も増えています。
オンライン事務代行を専門にしている企業もいますが、個人でオンライン事務代行を請け負っている方もいます。
副業で在宅ワークとなると、個人でオンライン事務代行を請け負うほうが時間の自由がききやすいです。
雇用形態にもよりますが、データ入力よりも単価が高くなるので、事務作業が得意、人をサポートすることが好きという方は検討してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事にオンライン事務代行はどんなことをするのかについてまとめているので、参考にしてみてください。
まとめ
データ入力はタイピングさえできれば誰でも始めやすい在宅ワークですが、ライバルも多く、低単価の案件が多いため、作業時間のわりに収入は低くなる可能性が高いです。
もし同じ作業時間で大きな副収入を得たいのであれば、スキルアップは必須です。
「自分はなんのスキルもない」と思っている方が多くいらっしゃると思いますが、パソコン作業の経験があるなら、オンライン事務代行を検討してみましょう。
これからも副収入を上げていきたいと考えているなら、なにかしらのスキルを身につけることは避けては通れません。
できる範囲でスキルアップのための行動を始めてみてくださいね。